こんにちは、代表の下田です。
今日は先日2月15日に実施しました「島田工業高等学校 建築科 出張授業」の様子をお伝えいたします。
将来の技術者育成の為のプログラム
日本ツーバイフォー建築協会が行う「工業高校や専門学校における将来の技術者育成の為のプログラム」の一環です。
当社はツーバイフォー建築協会の静岡県支部長会社として「県内の工業高校や大学の建築学科に向けて技術実習や実際の現場の現状などの授業または企業見学などの提案実施」を行っています。
かっこよく言うと『産学連携!!』というところです。
母校・島田工業高等学校にて出張授業実施
実は島田工業高校は私の母校、42年前の大先輩なんです!!
授業は2時間
一時限目のテーマは「世界スタンダードのツーバイフォー工法」
講師はカナダ林産業審議会 SPFグループ代表のケビン J ビューズ氏
◇世界の主要8か国のスタンダード工法であること。
◇ツーバイフォーの歴史や日本への普及の実態など。
大柄なカナダ人のケビン氏からカナダの紹介や木材事情、ツーバイフォーの発祥や日本との深い関係に生徒たちは聞き入っていてワールドワイドな時間を過ごしていました。
二時限目のテーマは「住宅づくりの現場」
講師は私、下田が担当(ここでは静鉄ホームズの代表としての立場で)
◇日本の建設会社事情・ゼネコンや建設会社の現状
◇日本の戸建住宅会社事情・ハウスメーカーや地域ビルダーの特徴
◇住宅の工法、構造や利用関係別による分類
◇住宅づくりとは・組織・体制・仕組み
◇住宅づくりの流れ・現場・心得
最近の工業高校の進路は進学や別業界への流出が多く、我々業界では技術者不足が深刻となっています。
今回授業を受け持ったのは2年生でこれから3年生となって進路を建築に進むべきか悩んでいる生徒がほとんどとの事(建築科長様より)
私からは主に伝えたかったことは
◇建築、特に住宅づくりの魅力やすばらしさ
◇一生に一度の家づくりのお手伝いをさせていただく重さ、やりがい
◇技術の研鑽と品質精度の高い住宅づくりが使命
◇お客様が感動していただくような仕事をするのがプロの役目
◇一生の仕事として価値のある仕事である事
以上のような内容を熱く生徒たちに伝えさせてもらいました!!
今後はツーバイフォー工法の実際の建方実習を提案中です。
また、静岡理工科大学の建築学科とも実習の提案中で当社の工場見学や
建方実習などを提案中です。
静岡の建築を学ぶ学生に対しツーバイフォー工法の知識取得や若き技術者の育成に
静鉄ホームズはこれからも尽力していきたいと思います!!