安全力にFIT!
突然の災害から家族の生活を守る。
それは「家」に与えられた使命です。
釘1本から始まる徹底した品質管理の下に生まれる
“オリジナル”2×4住宅の安全力とは、
静鉄ホームズの住宅に住まう人に
与えられた権利であり、財産なのです。
2×4 ツーバイフォーとは


ツーバイフォー工法には数種類の規格化された構造用製材が使われます。その中の代表的な材料が北米では「two by four」と呼ばれ、この呼び名が語源となっています。日本での正式名称は「枠組壁工法」と言います。
ツーバイフォーの生まれ育った北米大陸は広大で、厳しい冬の北部地域と、過酷な気象条件に適応するのが「ツーバイフォー工法」で、日本に導入されてから更に改良が加えられました。
この工法は面構造が基本ですので、六面体ができああがると家全体がモノコック構造になります。モノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震や台風などの外力に対して抜群の強さを発揮します。
ツーバイフォー工法 普及率の伸び

ツーバイフォー工法は欧米では標準的な木造住宅の工法ですが、日本では1974年頃から建築され、最近10年では、全住宅着工数が減少する中、ツーバイフォー工法の住宅は着実に増加しています。
これは、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性に優れた特徴に加え、鉄筋コンクリート並みの割安な火災保険料が設定されるなど、在来軸組工法にはない特徴が、一般に広まってきたことによります。
実証された耐震性能・耐風性能
耐震性・耐風性
東日本大震災でのツーバイフォー住宅は、居住に支障なしが95%
東日本大震災後、震度6弱以上の地域全域で供給されたツーバイフォー住宅について被害程度のアンケート調査を行いました。
今回は、地震動に加えて津波による被害があり、また、地盤崩壊による全壊、液状化による半壊、震度6弱を超える余震の影響があり、これまでの大地震と異なる結果でした。
調査対象住宅は20,772戸(平成23年7月28日現在)ですが、そのうち、当面補修をしなくとも居住に支障ない住宅は19,640戸で95%にあたります。津波による被害を除けば、当面補修をしなくとも居住に支障のない住宅は98%を占めており、阪神淡路大震災や新潟県中越地震でも判明したツーバイフォー住宅の高い耐震性が今回も実証されました。
北米生まれのツーバイフォー住宅だから台風にも強い

ハリケーンタイ
ツーバイフォー住宅の屋根は強風に対して、優れた強度を備えています。
台風以上に強烈なハリケーンが襲う北米で生まれただけに、強風に備える独自のアイデアが採用されているのです。その一つが「ハリケーンタイ」と呼ばれる、あおり止め金具です。
2×4ならではの高気密・高断熱と通気工法で省エネ
高気密・高断熱
ツーバイフォーが元々備えている性能
ツーバイフォーは高気密・高断熱
ツーバイフォー住宅は、気密性に優れ、断熱性能が高いことで知られています。
これはツーバイフォー構造が本来持っている高断熱化が容易な構造形式によるもので、さらに、高性能な部材やシステムを取り入れた静鉄ホームズの住宅は、快適なくらしをサポートする温熱環境を生み出しています。
モノコック構造が高気密の秘密
ツーバイフォー構造はモノコック構造ともいわれ、それぞれのパネル同士がぴったりくっついた一体構造となり、隙間からの冷気侵入などを防止し、省エネに役立っています。

算出条件
● 住宅モデル
次世代省エネルギー基準評定モデル(2階建 延床面積147.4m2/開口率28%)
● 断熱仕様
一般住宅平成4年省エネルギー基準適合(単板ガラス)
高気密断熱住宅・次世代省エネ基準適合
※仕様(樹脂サッシ/アルゴンガス入り複層ガラス)
外壁通気工法

結露が生じにくく、遮熱効果も・・・
外壁通気工法の特徴は、透湿防水シートと室内側の防湿層により木材を常に乾燥状態におき、湿気による木材腐朽やシロアリを寄せ付けない構造となっていることです。
また、外壁は夏の強い直射日光を受け温度が上がりますが、通気層内の上昇気流により、その一部の熱を屋外に放出する働きがあることが確認されています。
外壁通気工法の模式図
外部の湿気は通気層で遮断し、万が一湿気が壁体内部に入り込んだ場合は透湿防水シートから通気層に排出します。
高性能の遮音材を採用
遮音性
優れた効果を発揮する静鉄ホームズの遮音床
2階で歩いたり飛び跳ねたりすると床は衝撃を受けて振動します。
この振動は天井を通して1階の居室に音として放射されます。
一般的な床構造の場合、2階床と1階天井が直接つながっており、大太鼓を叩いたように2階の音が直接1階に伝わります。2階床の遮音は快適な生活に関わる大事なポイントです。
K実物大モデルでの検証を行い、最適な遮音構造を標準としています。
- 重量衝撃試験機
- 軽量衝撃試験機
- 遮音性能試験
- 遮音性能試験
- 試験結果の例
2階床は遮音効果を高めるために、床材の下に「制振遮音シート」を挟み込んであります。
この材料は床下に響く音や振動を大きく低減する効果に優れています。

屋外からの騒音も大幅にカット
外部騒音が入り込む主要な部分は窓です。また、室内からの音も窓から洩れます。
幹線道路からの騒音をシャットアウトすること、そして住宅密集地ではお隣への配慮もかかせません。
遮音効果のある複層ガラス付きサッシを標準仕様としています。

自社実証実験で確認した耐震強度
制震性

地震の揺れをコントロールする[強耐震+制震]静鉄ホームズの工法
静鉄ホームズの工法・強耐震のヒミツ。
それは釘のピッチと太さ。
通常よりもピッチを狭くした、4.7倍ともなる高倍率仕様の壁(通常は3倍)、さらに太い釘のおかげで保持力にも優れています。
静鉄ホームズの工法・制震システム。
制震とは、地震の揺れにブレーキをかけることで、建物の揺れ幅を小さくすること。
信頼性の高い制震ユニットを標準装備しているため、安心・信頼のお住まいをお届けすることができるのです。

静鉄ホームズがご提供するすべての住宅には、制震装置が標準装備されます。この制震装置は地震の横揺れを、車がブレーキを掛けるように摩擦熱に変換してエネルギーを吸収し、揺れを抑えることができます。その秘密は構造用ダンパーにあります。
構造用ダンパーとは、変形速度をゼロに保とうとする「粘性」と、変形後元に戻ろうとする「弾性」の2つの性質を併せもつ粘弾性体です。
制震装置を備えた耐震性・制震性の高さを実証するために、自社で2種類の試験を行いました。
元々地震に強い一般的なツーバイフォー構造との比較実験では、制震構造パネルは群を抜いた強さと粘りがあることが実証されました。また、静的試験では抜群の強度が、動的試験では繰り返し襲ってくる余震に対しても、安定した制震効果が認められました。
※静鉄ホームズの住宅では、標準仕様で制震装置の基本設置箇所が決められているため、追加される制震装置(OP)の設置箇所は建物の形状や規模により異なります。
国が認めた長寿命の住まい
長期優良住宅対応
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づき、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅です。
この法律では、耐震性や構造躯体の劣化対策、維持管理・更新の容易性や、省エネルギー性などの性能を、技術的基準によって定めています。これらの基準に基づき仕様が決められているため、安心・安全・快適に暮らせる住宅となると共に、長期にわたって高い資産価値を保ちます。
※長期優良住宅の証明には別途費用が掛かります。