クロスの隙間(天井廻り縁・天井クロス)
木材やクロス材の経年変化が原因
木材の乾燥による収縮や吸湿による膨張、およびクロス自体に温度・湿度・経年による伸び縮みが起こり、クロスに隙間ができてしまう場合があります。主に天井や壁の角にあたる部分で見られますが、ご自身で壁用コーキング材を使用し修理することができます。
手順① 造作材の清掃
見切り材やクロスにはほこりやゴミが付着しているため、そのままコーキングを打ってしまうと施工箇所に汚れが付着してしまってきれいに仕上がりません。薄手の雑巾を水に濡らして固く絞り、しっかりと掃除してからコーキングをするようにしましょう。
手順② コーキング材の容器先端をカット
コーキング材はホームセンターなどで「壁用コーキング材」として様々な商品が販売されています。施工する壁の色に近いものを購入し、先端を斜めにカットします。カットする箇所により注ぎ口が太くなってしまいますと、出てくる量が多くなりますのでご注意ください。
手順③ コーキング材の打ち込み
均一な量(太さ)であまり盛り上げないよう先端を滑らせていきます。力強く押しつけて壁やクロスを傷つけないようご注意ください。
手順④ 仕上げ
コーキング材は水溶性のため、盛り上がったり、不要な箇所に付着したペーストは乾く前に固く絞った濡れタオルで拭き取ります。タオルは常にきれいな部分を使用し、仕上がった部分を汚さないようご注意ください。
高所作業ですので、
安全には充分に配慮をお願いします。